「Zoff」ブランドアンバサダー江村美咲さんインタビュー
ファッションの幅を広げてくれるメガネは、なくてはならない存在。
大切な目を守る意味でも日常にかかせません。
――アンバサダーに就任されたお気持ちを教えてください。
以前からZoffさんのメガネを愛用しており、広告を目にする機会も多かったことから、ブランドをとても身近に感じていました。そんなZoffさんとご一緒できることを心から嬉しく思います。自分の好きなことを応援してくださる皆さまと、これからチームの一員として活動できることに大変感謝しています。
――視力のよい江村さんがメガネをかけ始めたのは、どんなきっかけからですか?
メガネをかけ始めたのは約3年前、大学の終わり頃です。以前からメガネに憧れがあり、お店で試着することもありましたが、「自分には似合わないかもしれない」と思うとなかなか勇気が出ませんでした。ちょうどその頃、ファッションにも積極的に変化を求めていて、おしゃれなセレクトショップに足を運ぶことが増えていた時期だったので、思い切ってメガネにも挑戦してみました。最初に購入したのは、黒縁のベーシックなデザイン。レンズはクリアで、UVカット効果もあるブルーライトカットレンズを選びました。
――アンバサダーとしてどのような活動を期待していますか?
メガネをかけ始めてまだ約3年ですが、今ではメガネがないと物足りなさを感じるほど、日常に欠かせない存在になっています。そんな自分自身の経験も踏まえて、アイウェアの楽しさや魅力をもっと多くの方に伝えていきたいと思っています。特にサングラスは、日本ではまだ着用する人が少ないと感じています。視力が良いのにメガネをかけることの恥ずかしさや、挑戦する勇気が出ない方もいると思うので、私が積極的に取り入れることで、サングラスに対する抵抗感が少しでも和らぎ、気軽に楽しんでくれる方が増えたら嬉しいです。
――Zoffとのコラボレーションで、どんなプロジェクトをやりたいと思いますか?
オリジナルのアイウェアをプロデュースしてみたいです。フェンシングの要素をデザインに取り入れるのも面白そうですし、べっ甲など自分の好みを反映させたデザインにも挑戦してみたいです。アイデアがどんどん出て色々と想像が膨らみます。
――撮影を終えての感想を教えてください。
ファッションとフェンシングが融合したスタイリングと、それにマッチするメガネの世界観がとてもカッコよく、完成がとても楽しみです。普段はカジュアルな服装が多く、今回のようなスタイルはあまり着ることがないので、とても貴重な体験をさせていただきました。
――撮影中印象に残っていることはありますか?
ジャンプして撮影したカラーレンズのカットは、フェンシングで相手の剣を避けるときなどに行う動作を取り入れたものです。フェンシング以外のシーンでこの動きをするのは自分でもイメージが湧かず、初めての挑戦だったのでとてもドキドキしました。
――フェンシングのような集中力が必要な競技で、視覚の重要性をどのように感じますか?
視覚は競技において重要なのはもちろんですが、集中力など目に見えないメンタル面にも深く関わっているため、とても大切な要素だと考えています。とくにフェンシングでは、視野の広さやピントを素早く合わせる力など、目の柔軟性が重要です。そのため、1点を注視したまま眼球を動かさずに周囲を確認するといったビジョントレーニングを日課として行っています。
――メガネやサングラスがどのように日常生活や競技生活で役立っているか、エピソードがあればぜひお聞かせください。
視力は良いため練習中メガネをかけることはありませんが、車や自転車での移動時にはよくサングラスを使用しています。世界各地への遠征では、とくにヨーロッパやアフリカの強い日差しが眩しくて、目を開けるのも大変なほどなので、サングラスは欠かせないアイテムです。かけているのといないのとでは、会場に入った際の目の疲労度が大きく違います。また普段の生活でも洋服を選ぶときにアイウェアもコーディネートの一部として楽しんでいます。メガネが1つあるだけで印象が大きく変わり、自分のファッションの幅を広げてくれる存在だと感じています。
――メガネやサングラスを通じて自己表現するなら、どんなデザインやスタイルが好きですか?
私はあえてちぐはぐなスタイリングを楽しむのが好きです。きれいめな服装にカジュアルなメガネを合わせたり、スウェットのようなスタイルにシャープなメガネを取り入れたりするのが好きです。硬すぎず、ゆるすぎず、というバランスはつねに意識しています。
――お気に入りのメガネやサングラスのスタイルや選び方はありますか?
メタルフレームや、太めの黒縁フレームなど、少し存在感のあるデザインが好みです。
ただ、これまではそういったベーシックなメガネばかりをかけていたので、これからは好みが変わっていくかもしれません。メガネやサングラスは合わせて約12本ほど持っていて、その日の気分に合わせてで選ぶことが多いです。髪型やファッション、キャップとの組み合わせも含めて、アイウェアのおしゃれを楽しんでいます。
――「強く、美しく、進化する。」をテーマにした撮影でしたが、フェンシング選手として、これから「進化したい」舞台や達成したい目標は何ですか?
やはりオリンピックというのが私たちにとって特別な舞台なので、まずは次のロサンゼルス五輪に団体戦、個人戦の両方に出場し、どちらも金メダルを獲得することが目標です。そのためにも、オリンピックの出場資格に関わる年10回の国際大会が既に始まっており、本格的なレースが進行中です。まだまだ自分は未熟で、プレーの質やメンタル面に波があると感じているので、それを克服し、常に表彰台に立てるような世界レベルの選手を目指して努力していきたいです。