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「こんな大人になりたい」と思うような素敵な先輩がたくさんいました。
Zoffをどのようにして知りましたか?また、Zoffで働きたいと思った理由をお聞かせください。
メガネが必要になったのは、小学6年生の頃。買い物先でふらっと立ち寄って、好きなメガネを見つけたのがZoffでした。「メガネなんて高いのに…」という母に、「でも5000円だって」と伝えると、「え、嘘でしょ!?じゃあ、好きなものを選んでいいよ」と言われたのを覚えています(笑)。その後、反抗期を迎えた私がまたメガネを選びに行ったときに、一緒に悩みながら選んでくれて、「かわいいね!」って言ってくれた店員さんがいたんです。メガネが嫌いなものから好きなものに変わった瞬間というか、幸せな気分で帰れたといういい思い出として記憶に残っていました。大学生になってアルバイト先を選ぶ際に「アパレルよりメガネだったら、私もあんなふうに楽しく働けるかな?」と思い、Zoffでのアルバイトを始めました。新卒で入社を決めたのも、アルバイトでの環境がとても楽しかったからです。実はほかにやりたいことがあって専門学校にも通っていたのですが、Zoffは人のよさが滲み出ているようなスタッフしかいなくて、「私もこんな大人になりたい」とはっきり感じて入社を決めたことを鮮明に覚えています。
店長、マネージャー職を経て「より多くの人と関われる」人事の仕事に。
Zoffへの入社から、現在の業務に携わることになった経緯を教えてください。
2006年から学生アルバイトとして大船ルミネウイング店で働いていて、2008年4月に6期生として新卒入社し、藤沢ルミネ店に配属になり3年ほど在籍しました。次に異動した町田ルミネ店が在籍期間としては一番長く4年ほどで、ここで副店長、店長に昇格しました。その後、2015年に大船ルミネウイング店へ異動、2017年には関西エリアへ異動しました。関西への異動は自分の希望で、それまでずっとルミネの店舗間で異動していて1店舗の着任期間も結構長かったので、「今まで育ててもらったノウハウを、ほかのエリアでも試してみたい!」という思いを当時のマネージャーに伝えてチャンスをいただけた形です。京都キューブ店(現:京都ポルタ店)の立ち上げに店長として着任し、京都桂川イオンモール店、くずはモール店を担当してから、2019年に店舗運営マネージャーに着任しました。マネジャーとしては約5年間、西日本と福岡の2エリアを担当し、2023年8月に店舗人材・オペレーション開発部 店舗人材コントロールグループに配属になりました。現在の部署へは辞令での異動ですが、もともと人に関わる仕事としてしたいという思いがあったので、やりがいを感じています。
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スタッフの基本情報を一括で把握するためにデータベースを作成しています。
現在の仕事内容について教えてください。
現在3000名ほどいる店舗スタッフの名前や経歴、スキルなどの情報をまとめたデータベースを作成し、各人の成長に必要な教育機会や経験を提案しています。また生産性向上のための生産性指標の作成・管理業務も行っています。
これまでは、個々のスキルについて、そのスタッフが直属の上司であるマネージャーに伝えることはできても、マネージャー1人で80~100人のスタッフを担当しているので、すべてを把握し共有することが難しい状況でした。そこで、業務スキルや自己申告のアンケートをもとに、スタッフ一人ひとりの状態をデータとしてまとめ、必要に応じて確認できる仕組みを整えているところです。
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マネージャーたちとは、とにかく話す!直接的なコミュニケーションも大事な仕事です。
一日のスケジュールを教えてください。
9時40分くらいに出社して、10時まではスケジュールやメールのチェックをしています。朝イチでまず行うのは、グループの共有。グループと言っても3人体制ですが、業務進捗の共有、抱えている課題などを整理してから、データベースの活用方法や、データ取得方法などについて協議しています。午後は頭を使う作業が多いので、リフレッシュするためにもお昼は外に食べに行くことが多いです。仕事内容は2人だけではできない仕事なので、午後はマネージャーを始め関係部署とのミーティングが入ることが多いです。夕方以降はデータの更新などの作業をして、19時00分ごろに退勤します。
徐々に成果を出し始めた生産性向上のための指標づくり。
仕事のやりがい・醍醐味を教えてください。
今の部署では、適正配置の基となるデータベースの作成に加えて、「生産性」に関しての基準も作成しています。もともと売上に応じたモデル人員構成は存在したのですが、更に踏み込んだ形で、売上目標を達成しなおかつ生産性が高い状態を実現するための人員モデルを新たに作成しました。運用し始めてようやく1年なのでまだまだあるべき姿とは言えないのですが、適正な労働時間での売上予算達成が可能になってきており、達成感を感じています。これもひとえにスタッフ皆さまの努力の賜物です。
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考える時間が増えた今も、仲間に支えられている。
働く中で辛い局面はありましたか?そしてそれをどう乗り越えたか教えてください。
マネージャー時代は1人で10~15店舗を担当していたので、とにかくタスクが多い毎日でした。店長時代はスタッフも10人ほどだったのがいきなり倍の100人規模になり、1つしかない体をどう分散しながらエリアをうまくまとめていくか、時間配分がとても重要になりました。また、これまでのようにスタッフと密なコミュニケーションをとれなくなる中でも、少しの会話で皆がやる気になる言葉や、何か助けになることを伝えてあげたいという思いが強かったので、密なショートコミュニケーションをいかに持つか、というところにも最初は苦労しました。スタッフや店舗に対して、その時々でどんなコミュニケーションやアクションが必要か、とても頭を使った5年間だったと思います。その代わりにスタッフの頑張りを身近に感じた時の活力がわく体験や目標達成した時の喜びを共有できたときは言葉には表せないほど嬉しく、自身の励みになっていました。
現在の部署では、自分が直接店舗に関われたマネージャー時代とは違って、全社を俯瞰して中立的な立場でジャッジをしなくてはならない難しさを感じています。とくに、新たな全社統一した指標の作成やスタッフの成長機会の提案に必要なデータベースの管理は、店舗の生産性やスタッフのキャリアに関わる責任重大な業務だからこそ、信頼できる仲間と働けている安心感が支えになっています。
頑張っている人、頑張りたい人に成長する機会を作る部署でありたい。
今後の目標をお聞かせください。
現在の部署では私が所属する人材CTRグループ、店舗オペレーションの効率化や作業マニュアルを作成するOP改善グループ、スタッフの育成を担う人材育成グループの3グループで構成されています。今後の目標としてはグループ間の連携を強化していくことで、スタッフの皆さんの能力が十分に発揮され、成長機会を得ることが出来る環境を実現していきたいと思っています。その上で、ゾフの各店が生産性高く上目標を達成することが可能なモデル作りに寄与したいです。
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