「接客業」と「地元へのUターン」。自分が望む就職を、叶えてくれると感じた
―Zoffとの出会いは?
福岡ドームで開催された合同企業説明会です。それまで「接客業」というくくりで就職活動をしていたので、「メガネ屋で働きたい」とは特に思っていませんでしたが、大学は東京だったので一度は地元に戻りたいという思いがあり、「最初の配属は、登録した住所から通える範囲」という規定もすごく魅力的でした。
もともと目は悪く家ではメガネをかけていたのですが、どちらかというと「家の中でしかかけないもの」というイメージがありました。私がZoffの存在を知ったのは説明会ですが、実は母が博多にZoffができたときに購入したメガネを使用していて、就活を始めた頃、Zoff創業時のメガネが自宅にあるのを見たときは、不思議な縁を感じました。
面接は終始フレンドリー。社員を大事にしてくれる会社だと感じた
一次面接の始まりは「地元福岡なんですね? では福岡のいいところを教えてくださいと。いい意味でくだけていました。私もつられて「人がいいところです!」と親しみを覚えたテンションで答えたんです。他の企業さんだと固くなって自分の言いたいことを言えなかったり、質問内容も「卒業論文は何?」と定形感のある質問だったりして、「面白くないなあ、就職活動って」と感じていたので。Zoffは普段の会話をしているように終始和やかに接してくださるので、心地よかったです。
それに、自宅から通える場所への配属は本当に珍しくて。配属地は全国転勤が前提の企業が多いので、逆に「なぜ選べるんですか?」と聞いたら、「最初環境が変わってみんな大変だと思うから、慣れたところから通ってもらった方が絶対にいいでしょ?」と。さらに好感が高まりました。
Zoffは、変化と刺激のある毎日を与えてくれる
学生時代の居酒屋でのアルバイトがすごく楽しくて。最終面接でも、ずっとその居酒屋でどういう風に働いていたか、熱く語っていました。バイトリーダーまで経験していたので、オペレーションの効率化や、お客様との距離の縮め方、営業中のスタッフの動きやお客様への気の配り方など、今の業務にも通ずる仕事のやり方は居酒屋で学んだことが大きいかなと思います。
あとは、よく変わっていると言われるんですけど、絶対にシフト制の仕事がよかったんです。月曜日から金曜日まで決まった時間の電車に乗って、決まった時間に帰るのが学生の頃から苦手で。大学生になった時は毎日予定が変わり、「明日は何しよう?」と考えられる生活になったのが楽しかったんですよね。Zoffに入社してからは、定期的に変わる新しい環境で、個性様々なスタッフと常に新しいチャレンジができとても楽しいです。
「毎日が充実していてあっという間に終わる」という、嬉しいギャップ
想像していたよりも、覚えることが多いという印象です。当初はメガネをご提案することが主な業務だと考えていたので。もちろんそれも大切なことですが、そこに説得力や意味が伴うには、眼鏡知識がしっかりあってこそだと感じました。
メガネ店の業務はゆったりとしたイメージを持っていましたが、実際には毎日タスクがたくさんあって、あっという間に1日が終わります。居酒屋で働いていた時のようで、私にとっては嬉しいギャップでした。また、お客様とのつながりはメガネを買ったらそれで終わりだと思っていたのですが、「接客がよかったからまた来たよ!」や「ほかの人連れてきたよ」、「メンテナンスもあなたにしてほしい」という風に何回も来店いただけるお客様も多く、それも入社して初めて知った喜びです。
24歳で店長に。後輩の一言が、背中を押してくれた
最初の配属先はイオンモール八幡東店、その後、天神ソラリアプラザ店のオープニングスタッフ、キャナルシティ博多店を経て、マリノアシティ福岡店では副店長に就任。その半年後に、店長を任せていただけることに。まだ24歳だったのでプレッシャーもありましたが、嬉しかったですね。
スタッフ同士も本当に仲がよく、「もし私が店長になったらどう思う?」と聞くと、「全然違和感ないです」って言ってくれたんです。「自店のスタッフが私についてきてくれるんだったら、店長をやれるかな」と思って、その一言が背中を押してくれました。
ともに支え合えるスタッフの成長が、なによりの宝物
―仕事のやりがい・醍醐味を感じるのはどんなときですか
一番はスタッフの成長ですね。自分が関わっていたスタッフがどんどん活躍していく姿を見ると嬉しいですし、「太田さんから教わったことを、私が店長になって一緒に広げていきます」と言ってくれるスタッフもいて。みんなが頑張っている姿に私が励まされて、逆に支えられることも多いです。
皆で新しいディスプレイや提案方法を考えたり、社内の接客ロールプレイングコンテストに挑戦したり。1人では絶対にできないことでしたし、そうした仲間との結束が、大事なモチベーションです。
マネージャー職を目指して、大型店舗での新たな挑戦へ
―今後の目標を教えてください
店長を務めた福岡パルコ店では、社内の接客ロールプレイングコンテストに出場して全国3位を勝ち取るなど、スタッフと一緒に大きな達成感を得ることができました。そこで次の目標を考えた時に、これまでもずっと、もう少し頑張れば届くかもしれないハードルを越えるように頑張ることが楽しかったので、「マネージャーを目指したい」という結論に至りました。
東京の大型店で経験を積むためにルミネ北千住店への異動が叶い、店長を務めています。スタッフは数も多く年齢層も幅広いので、私が担任の先生をしている「1つのクラス」みたいな感じで、毎日賑やかに仕事をしています。